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【社長インタビュー】朝水技研ってどんな会社?事業内容~今後の展望まで

「水のように誠実に、人の温かさを何より大切に。」

そんな理念を胸に、水の現場で街や人々の暮らしを支えるのが朝水技研です。

もちろん資格や経験が大切な仕事ではありますが、それだけではありません。
仲間を思いやり、共に成長しようとする人間力を何より重視しています。

代表の山ノ井基晴社長に話を伺いました!

まずは自己紹介をお願いします!

朝水技研・代表取締役社長の山ノ井基晴(やまのい もとはる)です。

年齢は44歳で趣味はダイビングやスポーツ観戦です。
ダイビングはいつも石垣島で。前職を退職する頃に有給が残っていたので、好奇心で資格をとりました。
今は年に3回は行っていますね。私自身、学生時代は陸上部に所属していました。現在は家族とサッカーや野球観戦に行くのが楽しみです。

朝水技研設立までの経緯をお聞かせください。

私は、車の整備士やプログラマーなど、3回の転職経験があります。
前職は105年続く会社で、千葉県及び茨城県の公共施設の新設・維持管理に携わってきました。

前職を通じて一貫して大切にしてきたのが、「水を止めない」という考え方です。これは、地域の暮らしを守り、困っている人を決して見捨てないという、現場で培った姿勢でもあります。

この理念を自分の軸として、もっと地域に根ざし、人と人との信頼関係を大切にした事業を自分の手で形にしたいと考えるようになり、起業を決意しました。

その想いに共感してくれた専務取締役・浅沼益夫、技術部長・宇井哲也とともに、地域密着型の営業を徹底し、真摯に信頼を積み重ねていける会社を立ち上げました。

「水を止めない」という方針を引き継いでいるんですね。

そうです。自分が感じた、お客様の切実な思いを、お客様と同じ目線やスピードで適格に具現化したく起業しましたので。

例えば、千葉は平地だから、田んぼに水を流すにはポンプという機械が必要になります。稲は生き物なので、水がないと枯れてしまうんですよ。つまり、水は命を助けるもの。

なので「水を止めない」を、口癖のようにいって社員に浸透させています。水は動いてないといけないんです。

私どものお客様は、千葉県の土地改良区や水利組合さんがメイン。
公共のお客様を相手にすると予算が税金なので、予算をとるのに時間がかかることもあります。そんなケースでも、お客様の立場にたって「水を止めない」のが大事。それが私達の使命なんです。

“朝水技研”という社名にはどんな想いが込められているんですか?

“朝”は朝日が昇るように会社が繁栄してほしい。
”水”は水と関わることを生業としている会社と分かってほしい。という想い。
“技研”は技術集団としての生涯技術を研究していく集団であることを誓った言葉です。

地域密着営業を突き詰めていく先にあるものが、「水を止めない」という当社の企業理念(スローガン)です。

お客様の立場にたって、会社を繁栄させていきたいという気持ちが強いですね。

この企業理念(スローガン)を表すようなエピソードがあれば教えてください。

「水を止めない」を突き詰めて、通常数万円取れるような仕事も社員がサービスしてきちゃうことはありますね”必ずお金をとれ!”とは言いませんが、ビックリするようなサービスをしてくると経営者としては冷や汗ものです(笑)

「水を止めない」を徹底しているからこそのサービスなので、悪いことだとは思わないですけどね。高速道路のって経費を使って行って、サービスしてきちゃうと、オイオイ!と突っ込みたくはなります(笑)通常なら緊急対応費として5万円、10万円になる仕事ですからね。

ただそこを制限しちゃうと、「水を止めない」を制限することになってしまう。なので、担当に任せています。

仕事をする上で大切にしていることがあれば教えてください。

オーダーメイドの細やかさを念頭においたご提案ができるように。お客様の要望はどこにあるのかを丁寧に見極めていけるように、という点ですね。お客様が悩んでいるところを提案できる会社でありたいですね。

業界としては、過剰なものを勧める傾向にあります。もちろん、その方が利益がだせますから。

例えば水を運ぶにしても、ビニール袋でいい人がいるかもしれないし、「冷たいまま持ち運びたい」という人には水筒を勧めればいい。ハイブランドのバッグ(無駄に過剰な設備)に水を入れて運びたいという人はいないですよね。

利益ばかりで、お客様にとって不要なものを売りつけるのは違う。こういうミスマッチが起きないよう、お客様のニーズに合わせた提案をしていきたいんですよね。

あと大切にしているのが、緊急対応。
緊急対応をすることでお客様からの信用を勝ち取り、”何かあれば朝水技研”を定着させていきたいですね。

休日に緊急対応が必要になることもあるのでしょうか?

もちろん、緊急対応が必要な場合は、休日であっても対応します。
現在、緊急対応の社員が3人おりますので、行ける人が対応するという形です。

具体的には、お客様先で何かトラブルがあった場合にはグループラインに連絡が行くので「自分行けます!」のような感じで手を挙げて、誰が行くかが連携とれるようにしています。もし3人共むずかしい場合には、私が行くこともありますよ。

プライベートの予定が変更になることもあるでしょうから、良いことばかりではないことは理解していただきたい。だからといって、全てを犠牲にしろというわけではありません。仲間がいますから、チームワークでカバーしあっていければいいと思います。

緊急対応をした日数によって手当も支給しますので、会社としてはそういった部分で還元できるようにしたいですね。

年収でいえば年齢に対する平均的な水準よりは高くしてあげたいですし、資格取得でのプラスもあります。家賃を補助したり、育休をしっかりとれるような制度も整えているんです。

社員だけでなく、会社を支えてくれるご家族も朝水技研のチームとして、福利厚生でフォローしていければ、と思います。

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事業はどのように展開していますか?

9割が公共工事、1割が民間工事ですね。
民間工事が1割となっていますが、実際は1社。その1社で1割の売上を占めているという状態です。

仕事の受注には、”指名競争入札”と”一般競争入札”があります。指名競争入札は指名された企業の中からお客様が指名をします。一般競争入札は、こちらから手を挙げるようなイメージですね。 

数年後の会社の展望はありますか?

5年間で会社の基礎を固め、千葉全域及び茨城県南地区に於いて必要不可欠な会社となっていけるようにしたいですね。

売上目標としては「7臆3,000万円」としています。

そこでの1番の課題は技術継承です。

「ASAMIbase2030 (故きをたずね新しきを知る)」とし、2030年までの5年間で在籍している70代の技術者からの技術継承を行っていきます。

目標は温故知新で、技術や思いを継承していけるといいですね。そうはいっても売上がなければ実務経験が積みあがっていきませんので、人を雇いながら受注も増やしていかなければいけません。

社内の雰囲気についてお聞かせください。

取締役4名と正社員7名、30代~80代まで幅広い年齢層の社員がおります。
年代ごとにメンバーが充実していますので、偏りなく、世代間の交流は良好です。

チームとしての結束を深める機会として、年4回くらいは飲み会もあります。
もちろんお子さんの体調不良など、家庭の事情があれば遠慮なく断ってもらって。
家庭をないがしろにしろとは言いません。大切なものを大切にしながら、チームとしての関係性も大切にしてもらえるといいですね。

起業以来離職者ゼロなのは、なぜだとお考えですか?

利己主義の人間がいないからでしょうね。弊社にチームワークを乱す人間は必要ありません。

離職者がゼロというのは、起業して5年目、という理由もあるかもしれませんね。
元々知り合いだった人間が入社しているというケースが多いですし。

初対面で入社してきた社員は2人しかいませんが、この2人も生き生きと仕事をしてくれていますよ。前職よりも給料があがったということで、喜んでくれているみたいです。

入社を検討している方へ一言お願いします!

まだ起業5年目なので、会社もこれから成長をしていきます!

新しく人を雇いながら、受注を増やしていきたいですね。毎年1~2名、5年で5~6名をイメージしております。

今後10年、15年、20年…と、中長期で成長していきたい!という人が来てくれると嬉しいですね。

未経験でも興味のある方、中長期的に成長していきたいという方は、是非ご連絡ください!

朝水技研では、共に成長をしていけるような方を待っています!

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